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(語い) 次の【例】の「ゾウ」と同じ漢字が用いられているものを選びなさい。 【例】自分の将来の姿を想ゾウする |
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(1) 写真を現ゾウする
(2) 食料を貯ゾウする
(3) 部品を製ゾウする
(4) 人口が激ゾウする
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(語い) 以下の熟語とその構成(組み立て)を説明したものの組み合わせとして正しくないものを選びなさい。 |
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(1) 永久-意味の似ている漢字を重ねているもの
(2) 清濁-反対の意味の漢字を重ねているもの
(3) 雲集-上の漢字と下の漢字が主語と述語の関係にあるもの
(4) 蛇足-故事に基づくもの
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(語い) 以下の「口」を用いた慣用句とその意味が正しいものを選びなさい。 |
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(1) 口をぬぐう-余計な発言をする
(2) 口をはさむ-不満の表情をする
(3) 口をきく-両者の間を取り持つ
(4) 口をとがらす-知らん顔をする
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(語い) 次の文章を読み、 (a)~(b)の意味として適当なものの組み合わせを選びなさい。 今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに使ひけり。名をば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。(a)あやしがりて寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いと(b)うつくしうてゐたり。 (a)あやしがりて ア.不思議に思って イ.面白いと思って ウ.見苦しく思って (b)うつくしう ア. めずらしく イ. かわいらしく ウ. すがすがしく |
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(1) (a)ア(b)ア
(2) (a)イ(b)イ
(3) (a)ウ(b)ウ
(4) (a)ア(b)イ
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(文法) 以下の文のうちで、【例】の「が」と文法的性質が同じものを選びなさい。 【例】君にすすめられた映画を見たが、面白かったよ。 |
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(1) どんなことがあろうが、慌てない人だ。
(2) もう出かけるが、準備はできているかい。
(3) 失敗したしたことが、次の成功につながった。
(4) 見かけはいいが、味は期待はずれだった。
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(文法) 以下の【例】の文を文法的に説明した文の(a)、(b)に入る組み合わせとして適当なものを選びなさい。 【例】誰かの役に立っていると感じてうれしく思う。 説明-「うれしく」の品詞は(a)であり、「思う」にかかる(b)修飾語である。 |
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(1) (a)副詞(b)連体
(2) (a)副詞(b)連用
(3) (a)形容詞(b)連体
(4) (a)形容詞(b)連用
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(漢詩) 次の漢詩を読み、詩の内容に合っているものを選びなさい。 (カタカナは送り仮名、*一、*二は一、二点を表している) 夜雪 白居易 已ニ 訝カル 衾 枕 冷ヤカナルヲ 復タ 見ル 窓 戸ノ 明ラカナルヲ 夜 深クシテ 知ル*二 雪ノ 重キヲ*一 時ニ 聞ク 折 竹ノ 声 |
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(1) 夜中に起きてみると、窓のすき間から月明かりが差し込んでいた。
(2) 夜中に外へ目を向けてみると、ちらほらと粉雪が降り出していた。
(3) 夜中に窓を開けると、雪の中で話をしている人々の声が聞こえた。
(4) 夜中に寒さで目を覚ますと、雪の重みで竹が折れる音が聞こえた。
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(読解) 以下の詩を読み、この詩の作者の気持ちとして最も適切なものを選びなさい。 「橋」
少女よ 橋のむこうに 何があるのでしょうね
私も いくつかの橋を 渡ってきました いつも 心をときめかし 急いで、かけて渡りました
あなたがいま渡るのは あかるい青春の橋 そして あなたも 急いで渡るのでしょうか
むこう岸から聞こえる あの呼び声にひかれて (高田敏子「月曜日の詩集」より) |
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(1) 少女を厳しくたしなめ、激励したい気持ち
(2) 少女をあたたかく見守っていきたい気持ち
(3) 少女を正しくあしらい、つきはなしたい気持ち
(4) 少女が橋を渡るのをひきとめたい気持ち
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(読解) 次の文章に述べられている作者の心情として、最も適切なものを(1)から(4)の中から選びなさい。 ねたきもの人のもとにこれよりやるも、人の返事も、書きてやりつる後、文字一つ二つ思ひなほしたる。とみの物縫ふに、かしこう縫ひつと思ふに、針をひきぬきつれば、はやく尻を結ばざりけり。また、かへさまに縫ひたるも、ねたし。 |
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(1) 自分ではよいと思ったことを避難され、腹立たしく思っている。
(2) 自分がついうっかりして失敗したことを、腹立たしく思っている。
(3) 自分の贈り物に心をこめることができず、腹立たしく思っている。
(4) 自分の期待していた書物が手に入らず、腹立たしく思っている。
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(文学史) 以下の作品のうち、中島敦のものを選びなさい。 |
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(1) 「高瀬舟」「山椒大夫」
(2) 「三四郎」「我輩は猫である」
(3) 「李陵」「山月記」
(4) 「杜子春」「戯作三昧」
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