長野県 白馬高校 | ライチョウのヒナの野生復帰へ 好物の高山植物を収穫し届ける | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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ライチョウのヒナの野生復帰へ 好物の高山植物を収穫し届ける

長野県 白馬高校 国際観光科3年生のみなさん

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環境省が中央アルプスで進める、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウ復活と野生復帰事業について学ぼうと、2025年7月23日、長野県の高校生が、ヒナのエサの高山植物を収穫する体験学習を実施した。長野県白馬高校国際観光科3年生12人で、選択授業「観光とまちづくり」の一環。

当日生徒たちは、標高1515mに位置し、300種以上、約200万株の多種多様な高山植物を栽培する白馬五竜高山植物園を訪問。同園がヒナの食草用として育成するタデ科の植物「ムカゴトラノオ」を刈り取った。「ムカゴトラノオ」は葉や実が柔らかくヒナの好物という。

その後生徒たちは、現在、3羽のヒナを育てる大町市立大町山岳博物館に向かい、ライチョウ担当の学芸員に、収穫した約60本を手渡した。

今後、同博物館の他、ライチョウ保護増殖事業に参加している長野市茶臼山動物園、那須どうぶつ王国、いしかわ動物園に送られ、ヒナたちのエサとして活用される。

高山植物には毒を含むものがあるため、ライチョウは解毒のための腸内細菌を有している。しかし、ヒナにはないことから、同博物館では野生種と同様の腸内環境に整えるため、野生のライチョウのフンから作った粉末を与えているという。

「初めて知ることも多く、勉強になった」という生徒たち。実際にライチョウや高山植物を見たことで、地元の観光を支えている自然について学ぶことができたと話し、今後の学びに活かしていきたいと意欲を見せていた。

なお、ヒナの野生復帰は9月に2回に分けて実施され、成鳥と合わせて計20羽が駒ヶ岳頂上山荘周辺で放鳥された。
(2025年9月掲載)

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